英語圏の国々に留学すると、英語ネイティブ同士の会話でよく「スラング」が使われているのに気が付きます。スラングにはどんな表現があるのか。どのようなシチュエーションで使うべきなのか。今回は、英語学習者には奥が深く、難易度が高いと感じられるスラングについてつづります。
スラングとは?
スラングとは、話し言葉で使用される、フォーマルではない単語やフレーズのことです。書き言葉ではふつう用いられません(親しい友人にメッセージを送るような場合を除きます)。
スラング=悪い言葉、という認識があるのだけれど?
スラングには、たしかに相手を罵ったり侮辱したりする言葉なども含まれますが、全部が全部悪い言葉というわけではありません。
スラングは使ったほうがいいの?
必ずしも使う必要がないスラングですが、正しいかたちで適切な状況で使うことにより、あなたが英語をよく理解していること、英語のコミュニケーションスキルが向上していることを示せる、という利点があります。
また、親しい友人と話しているときに使うと、話がより自然に聞こえるというメリットもありますよ。
スラングを避けたほうが良い場合は?
フォーマルな場での発言や書き言葉では、スラングは使わないようにしましょう。また、スラングを誤って使用すると、話がおかしく聞こえるだけでなく、相手に自分がその言語を理解していないということが伝わってしまうので注意が必要です。
スラングはいわば諸刃の剣。親しい間柄でのコミュニケーションにおいて、ときどきスラングを取り入れられれば素晴らしいですが、誤った使い方をしないように気を付けましょう。
スラングについてわかったところで、オーストラリアでよく使われているスラングをいくつかご紹介します。
オーストラリアの代表的なスラング10選
G’day mate — Hello friend!
No worries, mate! — Not a problem, friend!
The Bottle-o — Shop that sells beer and wine.
Snags on the barbie — Cook sausages on a BBQ.
Maccas — McDonalds.
Arvo — Afternoon.
Drongo — fool, silly person.
Fair dinkum — Honest, genuine.
Bonza — Excellent.
Stubby cooler — used to keep your drink cool in hot Aussie climate!
“Mate”はイギリスでもよく使われる言葉。 “No worries”も、イギリスやニュージーランド、アメリカでも日常的に使われています。
“Stubby”は、「ずんぐりした」としたという意味がありますが、オーストラリアでは375mlのビール瓶のこと。 “Stubby cooler”は、それを保冷するカバーを意味します。
知れば知るほど面白いスラング。正しく使って、英語ネイティブとうまくコミュニケーションを取れるようになれば、ますます英語学習が楽しくなりますよ。
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