イギリス英語(以下、英)とアメリカ英語(以下、米)のちがいは、発音だけではありません。文法、単語、スペルも、少し異なります。留学先がイギリスか、アメリカかで、学べる英語がちがうということを、例文で実感してみましょう。
~文法編~
1.イギリス人は、アメリカ人より頻繁に現在完了形を使う
たとえば英語の問題で現在完了形を使うと、イギリス人の先生は「〇」、アメリカ人の先生は「×」とみなすケースがなきにしもあらず。チェックしておきましょう。
「もう宿題はやった?」
- (英)Have you done your homework yet?
- (米)Did you do your homework yet?
「もう食べたよ」
- (英)I've already eaten.
- (米)I already ate.
2.イギリス人は、所有「もっている」の意味で、have gotをよく使う
「姉妹が二人います」
- (英)I've got two sisters.
- (米)I have two sisters.
3.イギリスでは、have to「~しなければならない」は、haveとhave got to
「今行かなくちゃ」
- (英)I've got to go now.
- (米)I have to go now.
少しづつ、イギリス英語の現在完了形のニュアンスが掴めてきたでしょうか?次に、語彙の違いをみてみましょう。
~語彙編~
これはあくまでも一例。実際に留学をすると、自然と現地の英語が身につき、もっとたくさんの違いに気がつきますよ。
イギリス英語 |
意味 |
アメリカ英語 |
angry |
怒る |
mad |
flat |
アパートメント |
apartment |
lift |
エレベーター |
elevator |
pavement |
舗道 |
sidewalk |
rubbish |
ごみ |
trash |
trousers |
ズボン |
pants |
イギリス人とアメリカ人が会話をすると、使う単語がちがうので、一瞬「えっ?」と戸惑うこともあるくらい。どの単語も、イギリスでもアメリカでも使われますが、伝わる意味やニュアンスが全くちがうので、注意して使いましょう。
~スペル編~
1.アメリカ英語は- terでおわり、イギリス英語では- treでおわる
- (英)theatre, centre
- (米)theater, center
2.アメリカ英語は -orでおわり、イギリス英語では- ourでおわる
- (英)colour, labour
- (米)color, labor
3.イギリス英語では、単語が長くなる
- (英)catalogue, programme
- (米)catalog, program
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