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これを知っていると英語ツウ?!イギリス英語とアメリカ英語の3つの違い

2018年4月24日 英語を学ぶコツ

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英語とひとことで言っても、アメリカ人が使う英語とイギリス人が使う英語にはさまざまな違いがあります。両方の国の人と話していて、「同じ言語なのにこんなに違うの?」と驚いた経験がある方もいるのではないでしょうか。今回は、そのようなアメリカ英語とイギリス英語の違いを3つご紹介します!

① ボキャブラリー

イギリス英語とアメリカ英語を比べたとき、その違いが最も顕著にあらわれるのが、ボキャブラリーです。たとえば、イギリス英語では車のフロント部分をボンネット(bonnet)、アメリカ英語ではフード(hood)と呼びます。また、長期休暇のことを、アメリカ英語ではバケーション(vacation)、イギリス英語ではホリデー(holidays/hols)と言うのが一般的。飛行機は、アメリカではエアプレーン(airplane)、イギリスではエーロプレイン(aeroplane)です。また、ニューヨーカーはアパートメント(apartment)、ロンドナーはフラット(flat)と呼びます。

このように、使用する単語は異なりますが、大抵の場合は話の文脈から意味を推測してコミュニケーションをとることができるので、そこまでナーバスになる必要はありません。

② 動詞の過去形 

イギリス英語とアメリカ英語には、動詞の過去形にも小さな違いがあります。たとえば、learnの過去形。アメリカ英語ではlearnedですが、イギリス英語ではlearnedに加えてlearntを使用することもできます。Dreamed/dreamt、burned/burnt、leaned/leantも同様です。このように、アメリカ英語は–edで終わることが多いですが、イギリス英語は-tで終わることが多いのが特徴です。

また、過去分詞形では、アメリカ英語では不規則動詞の末尾に–enをつけることが多いです。たとえば、アメリカ人が“I have never gotten caught.”と話すのに対して、 イギリス人は“I have never got caught.”と言います。アメリカ英語では、getの過去分詞形にgotとgottenの両方を使いますが、イギリス英語ではgotだけしか使われません。

とはいえ、アメリカ人もイギリス人も、どちらの動詞の形でも理解はしてくれるので、このような小さな違いを気にしすぎる必要はありません(イギリス人は、アメリカ英語が間違っていると捉える傾向にありますが……)。

③スペル 

イギリス英語とアメリカ英語には、細かいスペリング(つづり)の違いが数多く存在します。それを語るうえで、アメリカ式のスペリングで最初に辞書を編纂した、アメリカの辞書編纂者ノア・ウェブスター(1758~1843年)への言及は欠かせません。「アメリカの学問・教育の父」と呼ばれるウェブスターは、作家であり、政治家であり、教師でもありました。 

イギリス式のスペリングがアメリカで日々話されている言語と一致しないと感じた彼は、実際に発音される通りにアルファベットを並べるつづりにしたいと考え、1700年代後半から、アメリカにおける英語のスペリングを再構築し、辞書にまとめました。

ウェブスターの功績は、color (colour)、honor (honour)、labor (labour)などのスペリングに見ることができます。ウェブスターは、単語からuの文字を削除することで、スペリングと実際の発音とが一致するようにしたのです。また、アメリカ英語の辞書の作成は言語の標準化だけでなく、独立後間もないアメリカという国にとって、イギリスからの自立性を示すのに役立ったともいえます。

終わりに 

イギリス英語とアメリカ英語には、上記で述べた以外にも、まだたくさんの類似点と相違点があります。これらふたつの英語における違いは誇張されることが多々ありますが、一方を理解できれば、もう一方も理解できるようになるケースが多いです。娯楽や文学を通して、イギリス英語とアメリカ英語の違いを知ることも面白いですよ!

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